古本屋HoneyBeeBrandの新入荷

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母への手紙(上) 創元選書182



『母への手紙(上) 創元選書182』
(ボードレール 佐藤正彰訳/創元社)
※カバー欠、裸本 昭和24年初版 本体表紙汚、背ヤケ、反り 見返しに変色 扉に蔵印有
全体に紙質悪、シミ変色 ヤケも強く年代を考慮しても状態悪め

※画像はきれいに写ってしまいました。実物はもっと茶色くヤケてます。
¥1,900(送料無料、税込)
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タイトル通り、ボードレールの「母への手紙」。
本書は「上巻」。1839年(18歳)~1858年(37歳)の手紙が収録されています。

浪費を危惧されたボードレールは、保佐人アンセルを立てられ、
アンセルに亡父の遺産を管理されている状態。

内容はほぼお金の無心。
「優しい母上、(中略)お金を送ってください」としか言っていません。

アンセルにもっとさっさとお金を送るように母上からも言ってください、とか。
あいつがちびりちびり送ってくるせいで、
せっかく送ってくれても思うように役立たないとか。
お金があれば、詩を出版するための準備ができるとか、
出版したらお金は返せるとか、
切々と訴えていて、
これがボードレールでなければ、丸出だめ夫君なんだけど、
ボードレールだから許すよ。

『悪の華』も手を入れなければならないし(お金がいる)…
等と書かれているのを見ると、感慨深いです。

なんでか知らんけど…、安心できる本。
そんな感想で悪いけど。


※作品自体は、他文庫で読めるらしいです。この版にこだわる方に。