古本屋HoneyBeeBrandの新入荷

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洋酒マメ天国5、17、29

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『洋酒マメ天国 5、17、29』
(サントリー)
月報有 函入 豆本 函にヤケによる褪色 函にキズ カバーの背にヤケ変色、カバーに少々経年シミ ※29のカバーに破れ有
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「洋酒マメ天国」とは、サントリー発行の豆本です。
昭和43年頃刊。
全36巻。
3巻ずつ1つの函に入っています。
各巻ごとににテーマと執筆者が違っています。

例えば、本品であれば、
5 「ワイン」 洋酒マメ天国編集部 カット・柳原良平
17 「わが酒菜のうた」 草野心平 カット・磯田尚男
29 「NUDEのカクテル」 澁澤龍彦 写真・細江英公、篠山紀信ほか

古本となった今はいろいろな体裁で売られていますが、
元々は、
「1、13、25」
「2、14、26」
「3、15、27」
「4、16、28」
「5、17、29」

こんな順の3冊組のようです。
同じ組の3冊は、紙カバーをはずすと現れる本体表紙の箔押しのマークが同じ。というマメ知識アリ(笑)。

さらに特製本棚も別売りされてました。月報によると、当時の価格1200円(送料共)。安ッ。
因みに当時の1冊の価格100円です。安ーッ。
物価からするとそんなもんなんですか?

内容はもちろん素晴らしく、
29「NUDEのカクテル」では、澁澤龍彦節が炸裂。

サド裁判の時の話もありました。
「婦人矯風会のおばさん」が「芸術的な裸婦なら結構なのでございますけれども、
ヌード的な裸体は困るのでございます」と証言したので、吹き出してしまった、と。

しかし、ヌードとは、もともと「人間が衣服を着ていない状態」を意味する言葉にすぎず、とくに性別はないし、またエロティックな感じもふくまれているわけではない。英語のヌードnudeの語源はラテン語のヌードウスnudusであり、さらにその語源はサンスクリットのナグダnagdsであって、これは由緒正しい古い言葉なのだ。(本文より引用)



ヌード的な裸体ってなんだ? ヌードは裸体だよ! って話ですね。
高い知性によるペダンティックな批判。知性の上から目線。
素敵です。いつも素敵です。

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月報

関連項目>>
→酔っぱらいつながり(当店サイト内、PC用)